ゴミの分別と排出量

ゴミの分別

ゴミの分別というのは、燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源ゴミ、粗大ゴミなどを分けて出すことです。

ただこれは全国統一というものではなく、各市町村それぞれの分け方というものがあります。
別の町から引っ越してきた場合などは、戸惑うところですね。いっそ全国共通にしてしまえば、という考えもありますが、焼却炉の能力の標準化やこれまでの分別週間などの問題もあって、これはなかなか難しいようです。

しかし、リサイクルするという面からみれば、ゴミは細かく分別すればより役に立つわけですから、いずれはある程度国で統一されるのかもしれません。

ところでゴミには工場など建設現場などから出る産業廃棄物と、それ以外の一般家庭などから出る一般ゴミがあります。このうち一般ゴミの年間の総排出量は、環境省の「一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成17年度実績)」によると5,273 万トン、1人1日当たりのごみ排出量 は1,131 グラムとなっています。

1人で1日1kg以上出しているんですね。これまで意識してませんでした。ちょっと驚きです。
ただ総排出量、最終処分量はリサイクル率などの増加で減ってきているようです。一般ゴミの7割近くが家庭ゴミだということなので、私たちの意識でさらに減らす事は可能でしょう。

ゴミはどのように処分されているの

私たちの出す一般ゴミはどのように処分されているのでしょう。

一般ゴミには、直接埋め立てられるもの、焼却されて埋め立てられるもの、焼却以外の方法で中間処理されるものに大別されるそうです。
中間処理されるものとは、粗大ゴミですね。家具とかそういったものです。これは燃えるもの燃えないものがあるから破砕したりして資源化できるものとそうでないものを分けたりするわけです。

ゴミ発電

ゴミの焼却時の熱は、一部発電にも利用されています。
そして最終的に、これらのゴミは最終処分場で埋め立てされるということになります。
でも問題は最終処分場がどんどん減ってきているということです。結局海を埋め立てているわけですしね。

環境省によると平成17年度末現在、以下のような報告がされています。

  • ・残余容量は平成10年度以降7年間続けて減少、最終処分場の数は平成8年度以降9年間続けて減少し、最終処分場の確保は引き続き厳しい状況。
  • ・最終処分量が減少していることから、残余年数は増加。
  • ・関東ブロック、中部ブロック等では、最終処分場の確保ができず、域外に廃棄物が流出し、最終処分が広域化。
【一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成17年度実績)について】より
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8277
ゴミの課題

最終処分場の残余年数は14.8 年だそうで、あと15年もすればゴミが溢れてしまうということになってしまいます。
とにかくゴミを減らすこと、これが私たちの最大の課題ということです。結果、地球温暖化の原因、温室効果ガスの軽減にもつながります。

3R政策

国の政策としては、経済産業省の「3R政策」というものがあります。

「リデュース(Reduce)」「リユース(Reuse)」「リサイクル(Recycle)」の3つのRからこの名前がついているのですね。ゴミをきちんと分別して再資源化しましょうというもので、それぞれ以下のようになっています。

Reduce(リデュース:廃棄物の発生抑制)
省資源化や長寿命化といった取組みを通じて製品の製造、流通、使用などに係る資源利用効率を高め、廃棄物とならざるを得ない形での資源の利用を極力少なくする。
Reuse(リユース:再使用)
一旦使用された製品を回収し、必要に応じて適切な処置を施しつつ製品として再使用を図る。または、再使用可能な部品の利用を図る。
Recycle(リサイクル:再資源化)
一旦使用された製品や製品の製造に伴い発生した副産物を回収し、原材料としての利用(マテリアルリサイクル)または焼却熱のエネルギーとしての利用(サーマルリサイクル)を図る。
http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/3r_policy/policy/outline.htmlより引用

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