地球温暖化の原因の一つとして森林破壊があります。
世界の森林面積は地球の面積の約30%を占めていますが、これが年々減少しているんですね。
森林地帯というのは、地球がいわば呼吸をしている所です。二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出してくれているわけです。
2000〜2005年の間に毎年730万haの森林が減少したそうです。これを何とか食い止めようと植林もされているんですが、減少傾向に変わりはないようです。
地域別で見るとヨーロッパやアジアでは植林活動によって森林面積は増加に転じているようですが、熱帯林の減少に歯止めがかかってないそうです。
では熱帯林の減少はどうして起こっているのでしょうか。
これは非伝統的な焼畑耕作、過度の薪炭材採取、不適切な商業伐採、過放牧などと指摘されて、この原因の背景には開発途上国における貧困、人口増加、土地制度等の社会的経済的な要因があげられています。
2005年と2000年を比べるとアフリカは0.62%、南米は0.5%の減少しているんですね。これらの地域の熱帯林は、1990年から2000年の間に、年間平均で1230万haが減少したそうなので、現在もまだ減り続けている事になります。1230万haというのは日本の国土の約3分の1に相当する広さです。なんとも恐ろしい数字だと思いませんか。
この熱帯林減少を食い止める為に、国際熱帯林木材機関や、国連環境開発会議などが生態系の維持や森林の管理・保全を目的としたプロジェクトを立ち上げたり、世界各国の企業やNGO/NPO、市民団体などが植林や育林活動を行っていますが、まだまだ熱帯林減少に歯止めをかけるほどにはなっていないのが現状のようです。
森林減少の原因の一つ違法伐採を食い止める為の制度が森林認証制度です。
1993年に設立された国際NGO「森林管理協議会(FSC)」によるもので世界中の森林を対象として適正に管理された森林から産出した木材などに認証マークをつけて木材が出荷されています。
現在、全世界で8400万haを超える森がFSCの認証を受けているそうです。
許可なく勝手に木を伐採してはダメですよ、という制度ですね。
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